経理ん部

23歳経理マンの雑記。

自己株式の処分と消却の違い

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自己株式の処分と消却の違い

 『自己株式の処分』とは株主から買いもどした自己株式を売却すること。発行済株式総数は変動しない。

 自己株式の消却とは、発行済株式の一部を消滅させること。、発行済株式総数は減少する。

 仕訳は以下を参照。

自己株式関連の仕訳例

自己株式取得時

(借)自己株式 / (貸)現金預金

処分時
【売却益が出たとき】
(借)現金預金   / (貸)自己株式
        / (貸)その他資本剰余金

【売却損が出たとき】
(借)現金預金      / (貸)自己株式
(借)その他資本剰余金 /
 

消却時
(借)資本金     /(貸)自己株式
(借)資本準備金 /

自己株式消却のメリット

 一概には言えないが、発行済株式総数が減るので、株価変動の影響が小さくなり、一株当たり利益が増大する。また市場に供給される株式数が減ることになるため、株価が上昇する要因となる。そのため、最近の企業では自己株消却を中長期計画の一環としている企業もある。

自己株式消却のデメリット

 純資産の金額が減り、自己資本比率も縮小する。見た目は良くなくなりますが、特段問題でもないかと。これについてはまだ勉強中だが、株主から自己株式を消却しろという意見もあるよう。

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